延滞損害金ってなに?

お金を借りた場合には、当然ですが返さなくてはなりません。それは相手が個人であろうと、消費者金融や銀行などの金融機関であっても同じです。そして金融機関などからお金を借りた時に、約束通りの返済ができなくて、相手に損害を与えてしまった場合、その損害に対する賠償金のことを、一般的に遅延損害金と言います。

 

遅延損害金はどれくらいになる?

遅延損害金が、相手の損害を賠償するものであると聞くと、具体的な損害の事実がなければ大丈夫なのかという様に考える人もいるかもしれません。またその人が返済を怠ったことで、具体的にどれくらいの金額の損害が出たのかを計算することも、現実的には難しいでしょう。

 

しかし金融機関と融資に関する契約を結ぶ時には、その契約書の中で、あらかじめその損害の額が決められています。普段は契約書を隅々まで見る人は少ないでしょうから気が付きませんが、これは契約書を始め、公式ウェブサイトなどにも明記されています。ただしこの金額は、業者側が勝手に好きな金額を設定できるというわけではなく、その上限は法律によって定められています。

 

延滞損害金の上限は?

では、その法律で定められた延滞損害金は、どれくらいなのでしょうか? 法律ではその上限を、制限利率の1.46倍までと定めています。その割合を超えたものについては、たとえ契約書に記載があり、借りた側が署名をしていても無効になります。またその額は、その範囲内で、それぞれの金融機関が設定してます。

 

この表現では分かりにくいかもしれませんので、具体的な例を挙げてみましょう。年率18%で借入をしていた場合には、18%の1.46倍なので26.82%、年率15%で借入をしていた場合には、その1.46倍で21.9%が上限になるということです。

 

損害賠償額の定めがない場合

延滞損害金について法律では、あらかじめ決めておくこととされています。つまり契約書に記載がない場合などに、後から損害延滞金を請求されても、それは無効になります。しかしほとんどの金融機関では、延滞損害金について契約書に明記しているので、あらかじめ設定されていないケースはまず考えられません。気になる人は、公式ホームページなどで、あらかじめ確認しておきましょう。

 

借りる前に、いくら少しでも利息の安いところを探しても、延滞して1.46倍もの利息を取られては意味がありませんので、延滞をしないように注意しましょう。


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